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◇「17歳2人も現場で関わった」供述
川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)の刺殺体が見つかった事件で、逮捕された3人のうちリーダー格の少年(18)が「かみそん(上村さんのあだ名)には取り返しのつかないことをした」などと供述していることが神奈川県警川崎署捜査本部への取材で分かった。少年はともに逮捕された17歳の少年2人についても「現場にいて(殺害にも)関わった」と説明。「刺したのは18歳の少年」とする2人の供述と大きく食い違っていることから、捜査本部は3人から詳しく事情を聴いている。
捜査本部によると、18歳の少年は、2月27日の逮捕直後、「事件当時は自宅にいた。今は話したくない」と説明していたが、翌28日夜になり「一晩寝て気持ちの整理がついた。話さなければならないと思った」と関与を認め始めた。
その後、18歳の少年は「かみそんを裸にして多摩川で泳がせた。川から上がってきたかみそんを、カッターで切ったり刺したりした。取り返しのつかないことをした」と全面的に認めたという。捜査関係者によると、上村さんの遺体には首の横から後ろにかけて鋭利な刃物で刺したり切ったりした傷が、複数確認されている。
少年は当初、事件の話になるとうなだれたり、うつむいたりしてはっきり答えなかったが、現在は取調官の方をまっすぐ見て淡々と話しているという。【大場弘行、松浦吉剛、水戸健一】