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米ボストン美術館に所蔵される江戸時代中期の絵師、曽我蕭白(しょうはく)の傑作「雲龍図」を最新のデジタル技術で複製したパネルが13日、世界遺産・天龍寺(京都市右京区)に奉納された。
雲龍図は宝暦13(1763)年に描かれた8面のふすま絵で、各面が縦165.6センチ、横135センチ。詳しい経緯は不明だが、米国の美術収集家が1911年に美術館に寄贈した。
複製は、文化財保存活動を進めるNPO「京都文化協会」(京都市下京区)と光学機器メーカー大手・キヤノンが進めるプロジェクトの一環で、原本を高精細デジタルカメラで撮影して和紙にプリント。竜に縁の深い天龍寺を奉納先に選んだ。14日から5月10日まで公開。天龍寺(075・881・1235)。【花澤茂人】