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3Dプリンターで未来食。キノコと葉っぱがニョキっと生えてまるごとパクッ、 「食べられる生態系」

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3Dプリンターで未来食。キノコと葉っぱがニョキっと生えてまるごとパクッ、 「食べられる生態系」

 3Dプリンターで未来食。キノコと葉っぱがニョキっと生えてまるごとパクッ、 「食べられる生態系」

 3Dプリンターで未来食。キノコと葉っぱがニョキっと生えてまるごとパクッ、 「食べられる生態系」
  製造業から医療まで、さまざまな領域での活用が期待されている3Dプリンターだが、とうとう生態系の領域にまで手を伸ばし始めた。もしかしたら昆虫を食べずとも、未来の食糧危機を乗り切れるかもしれない。
  これは、3Dプリンターを使って生命体の基盤を作り、完全な状態になるまで培養するというもので、「食べられる生態系」を作り上げる。手始めに作られたのは、3Dプリンターを使って作られた球形のスナックである。中でキノコとスプラウトが培養され、全部そのままパクっと食べられるのだ。
  この斬新なプロジェクトを手掛けているのは、オランダのフードデザイナー、クロエ・ルトゼルベルドさん。イースト、胞子、種を3Dプリントした球形のスナック菓子に入れる。数日するとスナックからキノコとスプラウトがニョキっと生えてくる。キノコやスプラウトは海藻から作ったゼリーで培養されるので、まるごと全部食べられる。
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 Edible Growth
  食べ物への応用ということになると、心配なのが健康への影響だ。遺伝子組換え食品も、実際には安全とされているが、不自然なプロセスで製造されたものということで不安がる人々は少なくない。これはどうなのっていう話になってくるのだが、そういった心配はないそうだ。
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  生命体の基盤を3Dプリンターで作ろうが、使用するものは自然のものであり、なおかつ発酵や光合成といった自然なプロセスを通して作られるものであるから、健康に支障を来すことはないというのが彼女の言い分である。
  発酵過程を通して作られるものには味噌や醤油があり、健康食品などでも話題となっているクロレラは光合成培養により作られている。ともなれば、3Dプリンター技術によって作られた食品による健康被害はさほど心配するほどのものではないかもしれない。
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  地球上でこのまま人口増加が続けば、食糧危機は免れないとされている。この3Dプリンター技術を駆使して製造された食品が実際に市場に出回るようになれば、世界的な食糧危機が回避されるかもしれない。
  2013年、国連食糧農業機関(FAO)が未来の食料として「昆虫食」を勧めるリポートを報告したが、来るべき未来に備えて、昆虫食べますか?印刷食べますか?ってやつだ。さあどっち!
 
 via:dailymail・原文翻訳:lingafrank
 
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