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(写真左から)グッドパッチのUIデザイナーの小林幸弘氏、チーフUIデザイナー/CCOの貫井伸隆氏、インタラクションデザイナーの笹山健志氏、ビジネスディベロップメントのボリス・ミルコヴスキー氏
2014年12月10日、グッドパッチは自社が提供するプロトタイピングツール『Prott』にApple Watchアプリのプロトタイプ作成機能を実装したと発表した。
グッドパッチはUI専門のデザイン会社として、ニュースアプリの『グノシー』や、2014年グッドデザイン賞を受賞した家計簿サービス『マネーフォワード』などのUIを手掛けたことでも注目を浴びている企業だ。
2014年10月にリリースされたプロトタイピングツール『Prott』
日本国内のApple Watch発売日が2015年4月24日に決定し、世界中の注目がAppleに集まる中、業界に先がけApple Watchアプリのプロトタイプ作成機能を開発・導入していたグッドパッチに、改めてApple WatchアプリのUIについての考え方を聞いてみた。
そこで知ることができたのは、「UIを考える上で、デバイスを意識しすぎる必要はない」ということ。グッドパッチが考えるデザインの本質について紐解く。
2014年の時点でApple Watchアプリに対応した理由
そもそも、Apple Watchの発売に先駆けて『Prott』にプロトタイプ作成機能を実装させた理由について、ビジネスディベロップメントを務めるボリス・ミルコヴスキー氏はこう答えた。
「Apple Watchが普及することは確実と言っていいと思うよ。Apple Watchは販売後、Apple Storeで直接触れることができるよね?その場で多くの人々が気付くと思う、これは新しい価値を与えてくれるデバイスだということを。だから、僕たちはいち早く『Prott』にApple Watchアプリのプロトタイピング機能を実装させたんだ」(ボリス氏)
『Prott』のデザイナーを務める小林幸弘氏はこう付け加える。
「2015年1月に『Prott』のWeb版が実装されたのですが、それよりも先にApple Watchアプリのプロトタイピング機能を実装を行ったのは、ベンチャーから大手企業まで、規模を問わず多くの企業がいち早くウエアラブルデバイスのUIをデザインできるようにするためです。そんな環境を作ることも我々のようなデザイン会社が取り組むべきことだと考えました。…