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2015年3月13日、韓国メディアが自国の大気汚染の原因を中国だとたびたび報道していることについて、環球時報は「『韓国の大気汚染は中国が原因』は韓国メディアの決まり文句」と題した記事を掲載し、反論している。
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今月12日、韓国・ソウルで大気汚染に関する日中韓の第2回政策対話が開かれた。当日の会議で韓国の専門家は、朝鮮半島の大気汚染は中国の汚染が原因だと発言している。さらに、韓国・中央日報は、ソウル大学の許昌会教授の研究チームが朝鮮半島上空の気流を調査した結果、朝鮮半島で4日以上持続する大気汚染は中国からの汚染物質が原因だと報じた。一方で、年に1、2度発生する深刻な大気汚染は中国が原因だが、持続期間が1~2日程度の大気汚染の原因としては、韓国国内の工場や自動車排気ガスの可能性が大きいとも指摘している。
報道によると、同研究チームの調査結果が公表される前から、韓国メディアでは自国の大気汚染の原因を中国になすりつけ、韓国の国民もその流れで自国の大気汚染は中国が原因だと考えているという。これに対して中国の専門家は、「北京とソウルは距離的に遠くないため、汚染物質が流れ着くことは可能性としてはある。ただ、どれだけの影響があるのかは科学的に分析する必要がある。環境問題に関してはお互いに協力するべきで、責任を押し付けるべきではない」と語っている。(翻訳・編集/内山)