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[ワシントン 11日 ロイター] – 在任中に私用のメールアドレスを公務に使用していた問題をめぐり、ヒラリー・クリントン前米国務長官が苦境に立たされている。クリントン氏は記者会見で火消しに努めたが、共和党は批判の手を緩めておらず、クリントン氏の2016年大統領選出馬にも不透明感が漂っている。
クリントン氏は会見で、私用メールアドレスを使用した理由として、携帯端末を2台持ち歩かずに済み「便利だったから」と釈明した。
しかし会見は共和党の批判にかえって油を注ぐ結果となっており、国内メディアにも、クリントン氏に批判的な論調が目立ち始めている。
2012年にリビアのベンガジで起きた米領事館襲撃事件を調査している下院特別委員会のガウディ委員長(共和党)は、クリントン氏に証言を求める考えを表明。「証言は4月までに行うべき」と述べた。
米議会は共和党が過半数を占めているため、クリントン氏が厳しい質疑にさらされるのは必至。また、クリントン氏は4月にも大統領選出馬を表明するとみられており、ガウディ委員長が主張する通り証言が「4月までに」行われることになれば、タイミング的に非常に微妙だ。
<大統領選への影響は>
では、クリントン氏が大統領選に出馬した場合、メール問題は尾を引くのだろうか。民主党支持者は概ね問題を重視していないようだが、支持者の1人は、厳しい選挙戦になるかもしれないと懸念している。
2012年に再選を目指すオバマ陣営の寄付金集めに協力した弁護士のリチャード・チェスリー氏は「クリントン氏は依然、私の第1の選択肢であり、すばらしい大統領になると確信している。ただ、今回の問題が当選の可能性に影響するのではないかと、心配している」と述べた。 続く…
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