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ウクライナ南部クリミア半島を代表する観光地ヤルタ=2014年4月(EPA=時事)
【モスクワAFP=時事】ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島の「クリミア共和国(ウクライナ名・クリミア自治共和国)」は21日、独自の航空会社を設立する計画を明らかにした。ウクライナ危機前の2013年、590万人だった観光客は、14年にはロシアが補助金付き団体旅行で支援したにもかかわらず380万人に激減。地元は、新航空会社で「ロシア各地や外国との航空網を拡大する」と意気込んでいる。
ただ、クリミアの当局者によると、新会社設立に必要な資金は「14億5000万ルーブル(約30億円)」。しかも「最初の3年は赤字必至」と見込まれている。