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サンディエゴ邦人遺体事件、米国人元夫が司法取引で殺害認める

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サンディエゴ邦人遺体事件、米国人元夫が司法取引で殺害認める

 サンディエゴ邦人遺体事件、米国人元夫が司法取引で殺害認める

 
  2007年アメリカ・カリフォルニア州の砂漠で日本人女性の遺体が見つかり、その後、元夫が殺人容疑で逮捕・訴追された事件。これまで一貫して容疑を否認し続けていた元夫が、現地12日、検察との司法取引に応じ、計画性のない殺人罪を認めました。
  この事件は2007年、カリフォルニア州サンディエゴ郊外の砂漠で遺体が見つかり、その後、小川文子さんと判明したもので、去年9月、元夫のアンソニー・シモノー被告(46)が第一級殺人容疑で逮捕・訴追されました。
 
  シモノー被告は、JNNの取材やこれまでの裁判手続きの中で一貫して容疑を否認。しかし、現地12日、サンディエゴ郊外の裁判所で行われた審理の中で検察との司法取引に応じ、第一級殺人罪より量刑が軽い計画性のない殺人罪を認めました。シモノー被告は「口論の際にかっとなり殺してしまった」などと話しています。このため、シモノー被告は現地12日に起訴され、来月30日に最大で禁錮11年の判決が言い渡される予定です。
 
  検察によりますと、小川さんの家族は、遺体を一刻も早く取り戻すことを望んでおり、今回の司法取引についても承諾していると言うことです。
 
  小川さんの母・智恵子さんは「一日も早く娘を日本に連れて帰りたい。悔しいけど、娘をすぐに帰してくれるならと、こういう裁判の形に応じている。出来ればもう少し早く本当のことを話してくれれば良かった」などと話しています。(14日04:03)

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