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【ポートビラ=丸山修】大型サイクロン「パム」が直撃した南太平洋の島国バヌアツの首都ポートビラに17日、日本政府の調査団が入り、本格支援に向けた被害調査を開始した。
首都では突風で倒れた無数の樹木は道路を塞ぎ、屋根ごと吹き飛ばされた家屋の残骸があちらこちらに散らばっていた。
国連人道問題調整事務所は同日、11人の死亡を確認したと発表。16日発表の24人を訂正した。オーストラリアの軍用機などが被害確認を進めているが、80以上の島で構成する国全体の被害状況は今も確認できていないという。
直撃から3日が過ぎたポートビラ中心部では、被災者らががれきを道路わきに寄せ、壊れた住宅の修理を始めるなど復旧作業に追われていた。自宅を失ったタクシー運転手のアンドリュー・マイタベさん(28)は「妻と1歳の息子とトラックの荷台で寝ている。行くところはない」と嘆いた。