社会そのほか速
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2015年3月13日、ここ1年でミャンマーでは24時間コンビニエンスストアの数が急速に増加している。
【その他の写真:急増するコンビニの勢いに個人商店はどこまで付いていけるのか。】
現在、ミャンマーには外資チェーンによるコンビニはなく、「City Mart Holdings」、「Myanmar Indo」、「Best Capital」の三社による地場企業の運営のみであるが、同社が経営する「grab & go」「Union」「abc」は現在ヤンゴン市内で200店舗以上、展開している。
今までコンビニの役割を果たしてきた日用雑貨を扱う個人商店に代わって、ミャンマー国内に皆無であったコンビニが躍進を遂げたのには理由がある。
家族経営の個人商店は、家の軒先や家の一部を利用して営業しているため、特に立地を考えて営業している訳ではなく、また、暑い気候に常温のまま商品が置かれるなど品質管理の点からも問題があったが、コンビニは店舗の設置にあたり、人通り、バス停留所が近いなど、事前調査を行い、エアコンの効いた明るい店内、見やすい陳列など、均一なサービスの提供を徹底的に行った。
近年増加する外人観光客にとっても、言葉の問題のないコンビニは利用しやすく、ミャンマーの人にとっても「深夜でも安心して利用できる」、「個人商店よりも品揃えが良い」と、コンビニを利用する人が増えており、コンビニ関係者の中には、近い将来ダウンタウンの方面では個人商店は ほぼなくなるのでは、との見方をする者もいる。
【取材/撮影:竹永慶代】