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中国・参考消息は10日、シンガポール・聯合早報の報道として、日本の内閣府がこのほど公表した自衛隊に関する世論調査の結果を伝えた。日本人の間で「中国の脅威」に対する注目度が高まってきたといった部分に注目し、報じている。
報道によると、日本人の92.2%が自衛隊に好印象を持っており、親近感を持っている人の割合は1969年の調査開始以降、最も大きかった。
また、「日本が他国から侵略を受けた際に、自衛隊は出動するべきだと思いますか?」との質問では、56%の人が「適切だ」と回答。6.8%の人は「自分も自衛隊に入って国を守る」と答えた。「できるならば武力以外の方法で対処するべきだ」との答えは19.5%だった。
今回の調査では、「中国の脅威」に対する注目度が高まってきたことが分かるという。前回調査で脅威を感じる対象として「中国の軍事力」を選んだ人は46.0%、「朝鮮半島情勢」は64.9%だったが、今回はそれぞれ60.5%、52.7%と逆転した。
(編集翻訳 恩田有紀)