社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
中国の主導で創設する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」について、オーストラリアのアボット首相はこのほど、「真の多国籍機関として設立されるのであれば、日本や米国を含む多くの国が参加することに期待する」と述べた。オーストラリアが参加するかどうかは、数週間のうちに決めるとした。中国・国際在線が17日伝えた。
AIIBの創設について米国は距離を置き、西側社会の金融分野をめぐる対中“統一戦線”を維持しようとしているが、英国はすでに参加を表明。こうした中、ほかの西側諸国の動きに注目が集まっている。
アボット首相は、「AIIBは真の多国籍機関になる可能性が大きく、中国が国際社会に全面的に融合する上で重要な存在となるだろう」と指摘。ただ、「真の多国籍機関として設立されるのであれば、日本や米国を含む多くの国が参加することに期待する」とも強調した。
国際在線は「アボット首相の発言は方向性が明確であり、米国を説得したいとの意図も見える」と指摘している。
(編集翻訳 恩田有紀)