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コートジボワールのシモーヌ前大統領夫人=2月23日、アビジャン(AFP=時事)
【アビジャン(コートジボワール)AFP=時事】アフリカ西部コートジボワールで、2010年11月の大統領選決選投票に伴う混乱で約3000人が死亡した事件で、同国の裁判所は10日、「国家の安全を脅かした」罪などでバグボ前大統領夫人シモーヌ被告(65)に禁錮20年の判決を言い渡した。検察側は年齢を考慮して禁錮10年を求刑していた。弁護側は不服申し立てする方針。
決選投票では、バグボ、ワタラ両候補が勝利宣言。両陣営の支持者らが衝突して約3000人が死亡した。裁判では、シモーヌ被告が暗殺集団に殺害の実行を指示したかが焦点となったが、「明らかにギャング集団に関わっていた」と認められた。
シモーヌ被告は判決前日の審理で、「具体的にどの行動が罪に問われているのか分からない」と反論、大統領選で勝利したのはバグボ氏だと主張した。