社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
(東京 16日 中央社)第10回大阪アジアン映画祭の各賞が15日発表され、台湾映画「コードネームは孫中山」(行動代号:孫中山)がグランプリと観客賞を受賞した。イー・ツーイェン(易智言)監督は、「この映画が日本で上映され、もっと多くの人に観てもらえれば」と受賞に目を潤ませた。
審査委員長のパン・ホーチョン(彭浩翔)監督は同作について、少年たちのいたずらによる窃盗事件を発端とするストーリーながらも、昨今の台湾社会の一般市民の生活や社会情勢を映し出していると評価。さらに、シンプルなセリフ回しと細やかな表現方法で若手俳優たちの自然な演技を存分に引き出したとしてイー監督を賞賛した。
同作でデビューし、主演を務めたジャン・ファイユン(セン懐雲)とウェイ・ハンディン(魏漢鼎)は受賞の知らせに「ありがとうございます」と喜びの表情を見せた。(セン=擔から手へんをとる)
同作は、昨年台湾で開催された第51回ゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)で最優秀オリジナル脚本賞を、第16回台北映画祭(台北電影節)で最優秀脚本賞を獲得している。
(楊明珠/編集:名切千絵)