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中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で晩貝征さん(アカウント名)は5日、文化大革命中の文化財破壊の記録写真を紹介した。するとユーザーから「“イスラム国”のいつものやり方と同じだ」、「日本鬼子もこんなことはしなかった」などの書き込みが寄せられた。投稿数がそう多いわけではないが、5日午後5時45分時点で、「日本の方が悪い」との反論は寄せられていない。
晩貝征さんは文化大革命中の文化財破壊として「孔子廟を破壊」、「地主階級であるとして諸葛亮の遺跡を破壊」などを列記した文章も合わせて投稿した。
中国メディアも2月末、IS(イスラム国)がイラク国内で文化財を破壊したことが報じられた。中国では「文化大革命中に、中国でも文化財が破壊された」などの声が上がった。
文革中の文化財破壊の写真からは逆にISの行為を想起したユーザーがいて、「イスラム国のいつものやり方と同じだ」とのコメントを寄せた。
中国で伝えられる、日本軍の行為と比較した人もいる。「日本鬼子は中国の文化と歴史には、“畏敬の心”を持っていた」、「(文化大革命中の)すべての目的は毛(毛沢東)だけを崇拝するためだった」、「日本鬼子は都市を屠(ほふ)り、南京では30万人を殺した。毛共(毛沢東の共産党)は“3年の災害”を作りだし、3755万人を餓死させた。とちらが凶悪なのだ?」などの書き込みがある。
「日本鬼子」は旧日本将兵を指す。毛沢東は中国では「毛主席」と呼ばれることが一般的だが、批判する人は「毛」と呼び捨てにすることがある。
「3年の災害」とは1958-60年の大躍進政策で経済が大混乱し、食料生産が激減して大量の餓死者を出したことを指す。餓死者の数は不明だが、5000万人とする説もある。
寄せられた書き込みは、旧日本軍の行為を非難した上で、毛沢東時代にはそれ以上にひどいことが行われたとの見方で一致している。(編集担当:如月隼人)(写真は晩貝征さんが5日に投稿した書き込みの画面キャプチャ)
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