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[ムンバイ 17日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は17日、訪問先のインドで、新興国市場は米利上げに備える必要があるとの認識を示した。専務理事は講演の準備原稿で、「テーパー・タントラム」と呼ばれる2013年に起きた新興国市場での動揺が繰り返される可能性があると警告した。
専務理事は「非常に緩和的な金融政策が実施された期間に積み上がった脆弱(ぜいじゃく)性が、そうした政策の巻き戻しが起きた際に突然表面化し、大幅な市場変動をもたらすリスクがある」としたうえで、「われわれは『テーパー・タントラム』で1度こうした事態を経験している。私はこれが1度きりの出来事ではないのではないかと思っている」と述べた。
専務理事は、先進国が政策意図を明確に伝えることが市場の変動リスクを抑えることにつながるかもしれないと指摘。一方で、経済の脆弱性に対処していた新興国市場は2013年の動揺の際も健闘していたと付け加えた。
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