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(台北 17日 中央社)日本統治時代に建てられた東部・台東の鹿野神社(鹿野郷龍田村)の約10カ月におよんだ復元工事が、今月末にも完了することが分かった。花東縦谷国家風景区管理処によると、神社の復元が行われるのは台湾では初めて。完成後は一般公開されるものの、神は祭らないという。14日付の自由時報が伝えている。
同処の関係者は、工事の過程について、鳥居や石灯籠、歩道など当時の写真を基に忠実に復元し、神社の基壇部分は地元住民から出ていた希望通り、補強を加えたのみにしたと話す。工事には日本の宮大工らも協力した。
同神社が建つ龍田村は日本統治時代、日本からの移民村とされていた。現地の高齢者によると、当時村内には役場や学校、派出所などもあり、神社の例祭日には毎回、各機関の職員などが参加していたという。現在でも当時の小学校校長宿舎が残されている。
(編集:名切千絵)