社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
(台北 19日 中央社)昨年秋から続く少雨による台湾の水不足が深刻さを増している。経済部は18日、5月末に一部地域で予定していた給水制限の段階引き上げを4月中旬に前倒しする可能性があると発表。時間指定断水など、市民生活や経済への本格的な影響が現実味を帯びてきた。
北部の水がめ、石門ダム(桃園市)の18日の貯水率はわずか23%。永和山ダム(苗栗県)でも26%と逼迫している。13日からは新北市の一部、桃園市、苗栗県で工業用水の給水制限を強めたが、まとまった雨は依然として降っておらず、状況は悪化する一方だ。
経済部のトウ振中部長は19日、「楽観視はできない」と深刻さを強調。各界に節水や万一の事態に対する備えを呼びかけている。(トウ=登におおざと)
(黄巧ブン、林孟汝/編集:齊藤啓介)