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【ワシントン時事】米政府は11日、ウクライナ政府に非武装の小型無人機や高機動多目的装輪車「ハンビー」230台を供与する方針を決め、ウクライナ側に伝えた。米政府高官が明らかにした。ロイター通信によれば、このうち装甲を強化したハンビー約30台が、数週間以内にウクライナに到着する見通しという。
殺傷能力を持たない装備品を提供する軍事支援の一環。無人機は重量約2キロの「レイブン」で、主に偵察に利用される。高官によれば、ハンビーを除く追加支援の総額は7500万ドル(約91億円)で、通信関連機材、迫撃砲弾探知レーダー、暗視ゴーグル、医薬品や救急搬送車も供与する。
ウクライナ政府は、ロシアの支援を受けた親ロシア派が装備を充実させていることから、西側に一段の武器支援を要請している。ただ、米政府は紛争の激化を懸念し、殺傷能力を備えた武器の供与は控えている。高官は「ウクライナ危機は軍事的手段では解決できない」と改めて強調した。