社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
ドイツ格安航空ジャーマンウィングス機の墜落から5日目となるフランス南東部の険しい山岳地帯では、28日も捜索が続いた。飛行の状況を記録したもう一つの「ブラックボックス」はまだ見つからず、犠牲者の遺体の特定はDNA鑑定が頼みだ。
【写真】教会での集会で市民が犠牲者への祈りを捧げた=28日午前、仏南東部ディーニュレバン、矢木隆晴撮影
「無傷の遺体はない」。捜索を指揮する責任者は27日、記者団にこう説明した。機体はばらばらになっており、時速700キロで突っ込んだ墜落の衝撃の大きさを物語る。斜度が40度とも60度とも言われる山中に投入された捜索隊員は、散乱した破片や、残された遺体を一つひとつ確認している。捜索は2週間以上かかる見通しだ。
収容にはヘリコプターを使い、現地本部が設けられた町セーヌレザルプに運ばれている。コンテナ状の冷蔵装置や分析装置が持ち込まれており、DNA鑑定が少しずつ進んでいる。