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マレーシア華字紙・南洋商報は21日、「韓国が米国に表面的なメンツを与える」と題した記事で、韓国が米国と中国の間で板挟みになっていると報じた。23日付で中国新聞網が伝えた。
米国からは高高度ミサイル防衛体系(THAAD)配備を促され、中国からはアジアインフラ投資銀行(AIIB)への加入を求められている韓国。先日は中国の劉建超・外務次官補と米国のラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が相次いで訪韓した。
韓国はいまだにTHAAD配備に向けた具体的なタイムスケジュールを決められず、米国に表面的なメンツを与えたにすぎない形となっている。これに対し、英国・フランス・ドイツ・イタリアの欧州4強がAIIBへの加入を表明するに従い、韓国も落ち着かなくなってきた。今月31日までに加入を決めなければ、創設メンバーにはなれないからだ。
18日付のソウル経済新聞は、韓国がAIIBへの加入を決めたと報じたが、公式な発表はなされていない。米日韓同盟は韓国が避けられない安全保障戦略の鎖だが、韓日間に横たわる歴史の恩讐や領土争いがこの同盟関係を不確かなものにしている。一方、中韓両国の緊密な経済・貿易関係は、韓国の対中依存度を日増しに高め、中国という仲介なしでは韓国経済の永続的な発展は望めなくなっている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)