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2015年3月28日、米外交誌フォーリン・ポリシーによると、中国や韓国、シンガポール、日本、台湾など東アジア各地で婚活に苦しむ男性が増えており、東南アジアをはじめとする低所得国に花嫁を求めるケースが増加している。29日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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21世紀に入ってからだけでもすでに50万人もの女性が東アジアの国々へ“嫁入り”している。韓国では外国人嫁を得た男性の割合が1993年には1.6%だったが、2013年には8%にまで増えている。
花嫁を求める男性が海外に活路を見いだすようになった背景には、自国女性が婚期を遅らせたり、結婚しないという選択をするようになっていることがあるとされている。学歴や経済力の向上にともない、男性優位の価値観が色濃く残る結婚に否定的な女性が増えている。
そうした中、中国は外国人花嫁を必要とする一大市場となっている。2014年、中国の新生児男女比は男116:女100。計画出産を強いる一人っ子政策の影響で男の子しか生まない家庭が圧倒的に多く、世界的な性別アンバランスを助長させる原因にもなっている。
中国は2020年には結婚適齢期の男性が女性よりも3000万人も多くなると予測されており、国際結婚の需要も増加するとみられている。(翻訳・編集/岡田)