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25日の韓国メディア・KBSは、韓国政府が7年間1200億ウォンを投資して“韓国料理のグローバル化”を進めてきたが、その結果が思わしくないと報じた。
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記事によると、韓国政府は2009年に韓国を代表する料理として、トッポキ(餅の甘辛炒め)、ビビンバ、伝統酒、キムチを選定した。特にトッポキの世界化に力を入れてきたという。5年間で140億ウォンをかけて、様々なイベントを開催し、研究所まで建てたが、研究所は1年でトッポキの研究をやめたという。また米国ではこれらは全く浸透しておらず、「米国人が好む韓国料理」の1位は、2010年、2011年ともに”コリアン・バーべキュー”(プルゴギ)だったという(韓国農林水産部調査データ)。
ニューヨークタイムズ紙のグルメ専門記者のメリッサ・クラーク氏は「韓国のビビンバは白米を使っている。野菜がたくさん入っているから、”ヘルシー”だと思うのは、韓国の考え」と述べ、「食べ物を強要することはできない。相手の関心を知らずに、無条件に食べ物を押しつけてはならない」と厳しく指摘している。
記事は、韓国政府は、韓国料理の競争力を”ヘルシーさ”だと考えてきたが、それに似合った徹底した戦略がなかったことを疑問視し、外国人が好きな肉料理の魅力を活かし、ビジネスにつなげる方向で政策を再検討したほうがいいとの意見も出ていると伝えた。また、韓国料理のグローバル化は日本の和食のグローバル化をベンチマークとした政策だが、日本は1960年から、和食のグローバル化に乗り出しており、料理だけではなく、料理法や職人教育、食文化などを総合的に伝えてきたと分析。韓国はまだ中長期のロードマップすらできていないが、和食は2年前に世界遺産に登録されたと報じた。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられている。
「韓国料理は韓国人の口に一番合う料理です。世界の人々には合わないかもしれません。素直にそう言えばいいと思う」
「キムチを知っていますか?キムチを知っているかどうかがそんなに問題か?」
「我々自慢のキムチも世界ではただしょっぱいだけの漬物」
「おいしければ、韓国に飛んできて食べてくれると思う。”ヘルシー”で包装して宣伝しても、白米にしょっぱいタレのかかったビビンバはウケない」
「韓国料理はベトナム料理のような地位にはつけないと思う」
「西洋人も日本のすしは嫌いだった。米国でも嫌われた。…