社会そのほか速
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【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は17日、米政府がイエメン政府に供与した計5億ドル(約600億円)以上の小型武器や弾薬などの所在を追跡できなくなっていると報じた。武器がイランの支援を受けるイスラム教シーア派系ザイド派武装勢力や、国際テロ組織アルカイダ系組織の手に渡る恐れもあるという。
自分の子どもに米国籍を取らせるため出産を米国でしようという中国の高官や富裕層向けに、米ロサンゼルスには中国人妊婦専用の宿泊施設「月子中心」が増えている。国際ノンフィクション『十三億分の一の男』(小学館)で中国共産党の核心を突く数多の国家機密を綴った朝日新聞記者・峯村健司氏が、「月子中心」と同様に増えている中国高官の「愛人村」について報告する。
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月子中心から車を走らせること20分。丘の頂上部分を覆うように建っている薄いクリーム色の豪邸群が見えてきた。こちらも壁や守衛によって厳重にガードされている。先ほどの中国人夫妻に不動産屋経由で見学予約を入れてもらって、一緒にゲートをくぐった。
敷地内を歩くと、カーテンは閉められたままの飾り気がほとんどない家がいくつかあった。そのうちの1軒の隣家に話を聞くと、
「あの家は、中国大陸から来たアルナイ(愛人)が住んでいるの。外出することはほとんどないけれど、週末には買い物に出かけているみたいね。顔を合わせても挨拶もしないし、なんか不気味な感じがするわ」
女性は台湾出身の40歳。1997年にこの地に移住してきた。
「私たちがここに来た時と比べて、地価は2倍以上に上がったの。10年前から中国大陸からの移民が増えたからよ」
不動産価格が上がることは、住民にとって悪いことではない。ただ、近所付き合いをほとんどせず素性がわからない愛人たちとの溝は深そうだ。
隣のブロックで内装工事をしている家があった。作業中の内装業者に話をきいた。
「この家は、北京から来た役人が150万ドル(1億8000万円)で買ったんだ」
リビングが20畳近くある、この家も、やはり愛人が一人で住んでいるという。
「女性が一人で暮らすには広すぎるだろう。愛人たちはほとんど英語ができないんだ。外出しても買い物するぐらい。いつ会えるかもわからない主人をひたすら待ち続けているわけだから可哀想な人たちだ」
愛人村で見かけた女性は20代が中心で、モデルのような美貌を持っていた。北京特派員時代に中国の官僚から聞いた話では、「知人の紹介のほか、高級クラブの女性から愛人を見つける」という。彼女たちは農村出身者が少なくなく、学問とは縁遠い。半ば自由を奪われた状態で、言葉も通じない米国で暮らすことは幸せなのだろうか。
※SAPIO2015年4月号
【ローザンヌ(スイス西部)田中龍士、ワシントン和田浩明】イラン核問題の包括的解決を目指す同国と欧米など6カ国との協議が続くスイス西部ローザンヌで17日、イランのサレヒ原子力庁長官は「技術的問題の90%は解決した」と記者団に語り、協議が進展していることを示唆した。
サレヒ氏は、原子力部門トップのモニツ米エネルギー長官と15日から協議を重ねており、「重要な課題が一つ残っており、解決に努力している」と語った。イランメディアによると、ザリフ外相は17日、ベルギーのブリュッセルで前日に行った英仏独3カ国の外相との会談を「前向きだった」と評価した。
米国務省のサキ報道官は17日の定例会見で「これまでのところ、困難だが建設的だ」と述べ一定の評価を与えた。イラン側から出ている楽観論に関しては具体的に言及しなかった。
アジーリア・バンクス(23)が、元恋人から暴力を振るわれていた過去を、『プレイボーイ4月号で』激白している。「私が17歳の時から付き合い始めたの。彼は43歳だったわ。あの年で17歳の女のコと付き合いたいなんて、あの人には何かおかしいところがあったのよね……。それで(私のシングル)『212』の人気が出てきて、私が忙しくなったとき、彼はすごく嫉妬し始めたの。それで彼は私の首を絞めたり殴ってきたりしてきたわ。手を出してくるような男となんてもちろん付き合ってるべきじゃないのに、当時の私はバカで若かったのよ」
そのはっきりした物言いから、イギー・アゼリアやTIなどと過去に揉め事を起こしたこともあるアジーリアは、今回のこの雑誌に黒猫に囲まれながらヌードで登場している。
カメラの前で脱ぐことが好きだというアジーリアは、この号に向けて裸になることは問題ではなかったと説明している。
「私って裸になるのが好きなのよね。マネージャーが撮影の仕事を入れる度に、私はいつも『ヌードをやろう!』って感じで、それでみんなは『あぁ、アジーリア、君はいつもお尻を見せようとするんだから』って言ってくるんだからおかしいわ。プレイボーイに向けてポーズをとるなんて考えるまでもないことだわ。『やった!プレイボーイが私の裸を見たいのね』って感じだったわ」
プレイボーイ側は先日、オーストリア出身のベテランファッション写真家で、監督としても活躍するエレーン・ヴォン・アンワースによって撮影された陽気な写真に対し、ネットで大反響を呼ぶことになるだろうと予測していた。
(TEXT/Gow!Magazine)
太平洋戦争最大の激戦地の一つとして知られ、天皇、皇后両陛下が4月に訪問されるパラオ共和国・ペリリュー島で、日本政府が慰霊碑「西太平洋戦没者の碑」を修復した際、碑をコンクリート製の防波壁で囲ったことに島民やパラオ在住の日本人から不満の声が上がっている。台風襲来に備えた措置だが「せっかくの景観を損ねた」との指摘が出ており、関係者は両陛下の歓迎ムードに水を差さないか気をもんでいる。
【修復前の慰霊碑】海が見える…
◇太平洋戦争の激戦地・ペリリュー島
ペリリュー島では約1万人の日本人が戦死したとされる。日本政府は1985年、海に面した島の南端に慰霊碑(高さ約4メートル、幅約8メートル、奥行き約3.5メートル)を建立したが、2012年12月の台風で土台がえぐられ、周囲の樹木がなぎ倒されるなどの被害を受けた。
そのため、昨年から日本の厚生労働省が中心となり、数千万円をかけて本格的な修復を開始。基礎部分やひび割れた箇所を直したほか、碑の周りに数十メートルにわたって波の被害と転落を防ぐための塀(高さ約1.1メートル)を新たに設けた。
しかし、島民やパラオ在住の日本人からは「広々とした海が見えづらくなった」「碑の形がよくわからない」などと不満の声が上がっている。ある島民の男性は取材に「工事をストップしてほしいと思ったぐらい」と話した。
厚労省は「批判は承知しているが、壁で囲まないと台風時に海水で碑の土台が崩れ、倒れてしまう危険性があった。台風が来ても基礎部分がえぐられないよう頑丈にした結果だ」と説明している。【真鍋光之】