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商談会は「南砺ナイトinシンガポール」と題し、現地の日本料理レストランで開催する。南砺市や佐賀県武雄市など北陸や九州、四国の6市町と財団法人が運営する「日本自治体等連合シンガポール事務所」の協力で実施する。武雄市から派遣されている同事務所の笠原雄人所長(45)が、現地での人脈を生かし、バイヤーら約60人を招請した。
商談会では、干し柿を使ったアイスクリームや赤カブの漬物、つなぎを使わない十割そば、日本酒「三笑楽」などを振る舞うほか、五箇山和紙でつくった名刺入れ、井波彫刻のミニ神棚など、南砺市の伝統工芸品も展示される。
商談会に出席する田中市長は、世界遺産・五箇山合掌造り集落や、山菜や豆腐を活用した「報恩講料理」を紹介するほか、終戦前後に世界的な板画家棟方志功が旧福光町(現南砺市)に疎開していたことなど南砺市の魅力をアピール。「こきりこ」や「麦屋節」といった民謡も披露される。
笠原所長は、中華系やマレー系、インド系などが共生するシンガポールでの商談会について、「ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国のショーウィンドーとも言える場所なので、今後の販路を考えるうえで意味がある」と説明したうえで、「知られていない南砺市の特産品の良さを知ってもらい、日本の地方の奥深い魅力をPRしたい」と話している。