社会そのほか速
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◇フキノトウ並ぶ
大野市で400年以上続く七間(しちけん)朝市の今年の市が春分の日の21日、始まった。新鮮な野菜や山菜を品定めする市民らでにぎわった。朝市は12月31日まで毎日午前7~11時に行われる。
市中心部の七間通りに約30軒が出店。収穫したばかりの白菜やニンジン、フキノトウや梅の花などが並んだ。初日のこの日は、商売繁盛を祈願する神事や中学生によるブラスバンド演奏、招福餅まきもあった。
友人3人と訪れた越前町の主婦為国とよこさん(65)は「野菜が新鮮で安いのでたくさん買った。春が来たなあと晴れ晴れした気持ち」と喜び、売り手の中村美智子さん(76)も「調理の仕方を教えたり、教わったりと会話が朝市の楽しいところ。毎朝早いけれど頑張らなくちゃ」と話していた。
雪深い同市では、冬の間休みだった越前大野城や、城下町を巡る人力車もこの日、始まり、春の訪れを感じさせていた。