社会そのほか速
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住宅の間取り図をもとにした作品を制作している現代美術家・山本聖子さん(33)の新作展「白い暴力と極彩色の闇」がギャラリーパルク(中京区)で開かれている。
山本さんは、生活空間をヒントに人の体温や感触を織り込んだ幾何学的な立体作品に取り組んでいる。今回は新たに映像に挑戦し、2013年から1年間、ポーラ美術振興財団(東京)の助成を受け、メキシコなどで創作した新作を出展した。
会場では、水中でカラフルな紙吹雪の染料が溶けだしていく「darkness」、水中に沈む人形の後を追うように鳩のフィギュアがゆらゆらと落ちていく「white」など白を基調にした映像作品6本を紹介している。
山本さんは「純粋さや平和を連想させる白は、ささいな汚れや色の排除で成り立っている。白が持つ排他性を感じてもらえたら」と話している。22日までで、入場無料。問い合わせは、同ギャラリー(075・231・0706)へ。