社会そのほか速
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東日本大震災から4年となるのを前に、祈りや鎮魂をテーマにした彫刻、絵画などを集めた「悲とアニマ展」が北野天満宮(上京区)で開かれている。「アニマ」とは生命や霊魂などの意味で、悲しみを乗り越えて生きる力につなげようという願いが込められているという。14日まで。
京都大の鎌田東二教授らの研究グループが企画。交流のある芸術家たちに声をかけ、同天満宮の社務所と神楽殿に約30作品を集めた。
祈るような両手を細部まで緻密に描いた絵画や、震災によって大きく傷ついた被災地が次第に穏やかさを取り戻していく過程を、石や流木を使って表現した作品などが並んでいる。
群馬県伊勢崎市の農業・宮崎朋子さん(27)は「色々な表現や作者の思いに触れて、当時の衝撃を忘れないでいたいと思った」と話した。11日には、同天満宮の駐車場で、鎮魂をテーマにしたオリジナルの能舞などが披露される。