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◇県の障害者施設、記念植樹
重度の知的、身体両方の障害がある児童らが入所、通園する県立福山若草園が福山市水呑町に移転、新築され、27日、関係者約150人が記念植樹をするなどして開園を祝った。
同市津之郷町にあった施設が老朽化したのに伴い、自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)といった発達障害の療育体制を充実させるため移転。約1万6000平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート3階建て施設(延べ床面積7000平方メートル)や広場、駐車場を備える。定員が49人から60人に増え、放課後デイサービスを新たに始める。総事業費は約32億円。
記念式典で、湯崎知事は「利用者に安心してもらい、地域に開かれた施設にするため、全力で取り組みたい」とあいさつ。羽田皓市長も「地域を挙げて応援したい」と祝辞を述べた。
工事を巡っては、福山市が県に売却した敷地内に、大量のコンクリート片などが埋められていたことが工事中の昨年3月に発覚。同年12月までに計1680トンが取り除かれ、撤去費約1700万円は市が全額負担した。