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阪神・淡路大震災20年誌
兵庫県西宮市は、阪神淡路大震災から20年の間に震災を知らない若い世代が増え、震災の記憶が風化しているとの懸念から、当時の状況や震災で得られた教訓を継承するために「阪神・淡路大震災20年誌」を発行する。2000部を作製。市内の小中学校と高校などに寄贈し、市民には市役所および各支所、市民サービスセンターなどで26日から無料で配る。市のホームページでは14日から公開している。
20年誌には、震災直後の様子や救護・救助活動する市民、消防、警察、自衛隊などの活動、復興と街並みの変化を写真を使って説明。震災を振り返る「20年の思い」には、市内の酒造メーカー辰馬本家酒造の壱岐正志さんらが寄稿している。後半には、震災の教訓から得て取り組んでいる減災、防災の事例を紹介。
装丁はノートブックの体裁で、震災時の衝撃と20年間の時間を積み重ねてきた風合いを出す工夫もした。市政策推進課は「20年誌に関心を持ってほしいとの思いでデザインした。震災を知らない若い人たちに読んでもらいたい」と話している。
20年誌のダウンロードは、こちらから。【もぎたて便】