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老朽化で建て替え工事を実施していたJR郡家駅(八頭町郡家)の駅舎と併設の交流施設「ぷらっとぴあ・やず」が完成し22日、同駅で記念の式典があった。
県産木材をふんだんに使った木造2階建て約460平方メートル。1階には改札や乗降客の待合室のほか、イベントなどに使う多目的交流スペース(96平方メートル)、2階には列車の発着や整備の様子を見られる展望スペースがある。通学で利用の多い県立八頭高の生徒から要望の多かったコンビニエンスストアも入る。八頭町が県の補助金などを活用して約3億6000万円で建設した。
同駅は第3セクター・若桜鉄道との分岐駅で、鳥取と京阪神、岡山を結ぶ特急も停車。旧駅舎は1919年完成と築100年近く、2014年から工事をしていた。式では、吉田英人町長が「人と人が出会い交流できる、使いやすい駅になった」とあいさつ。地元住民らが和太鼓を披露したり、傘踊りを舞ったりして、完成を祝った。同高生徒会の山本美空・副会長(17)は「前は雨の日でも屋根がなくて困ったが、これなら友だちとゆっくり話ができそう」と笑顔で話していた。