社会そのほか速
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飲み会であんなに仲良く話していたのにメールが返ってこないというのはとてもつらい状態です。このような状態なのは、自分自身の現状が見えていない証拠です。女性からメールの返信が来るようになった男性に、そのきっかけになった理由を聞いてみました。
■1.メールを短くしてみる
「今までできるだけ真剣さが伝わるよう、いろいろな話題を入れて長いメールを送っていましたが、実際には返信が来ることはあまりありませんでした……」と言うのは、公務員をされている30代の男性。
異性との初対面で何とか連絡先を聞く事が出来ても、次のチャンスの食事にいく約束までは出来ないとのこと。私はこのような相談をしてきた彼に「メールを短くしてみてください」とアドバイスをしました。
長文のメールを女性に送ることは、2つデメリットが考えられます。1つ目は、相手に長々と読む時間を取らせてしまうということ。初対面で会ったときは、そこまで相手に興味があるわけではありません。このような事から初対面では、簡潔で読みやすいメール作成を心がけましょう。
2つ目は、相手に自分が強くアプローチしているという印象を与えてしまうということ。相手に思いを伝える事は良いことですが、あまりアプローチが強すぎると相手が引いてしまうことがあります。
このような事を意識して、まずはメールの長さを調整することで、相手に気持ちよくメールを見てもらうことができ、メールの返信率がアップします。
■2.メールに疑問文を入れる
女性から返信がこないと悩んでいた他の男性は、相手が返信しにくいような文面のメールを送っていました。彼には「疑問文を入れてみてください」とアドバイスをしました。たとえば、買い物について会話をした異性に対しては、「やっぱり買い物はストレス発散できますね!」ではなくて、「この前の○○には行きましたか?」など、できるだけ疑問文を使いましょう。まずは「疑問文を一つ」、メールの文面に入れてみてはいかがでしょう?
■メールの内容を柔らかくする
メールを誠実に書くことは大事です。しかし、誠実すぎてメールの内容が堅くなると相手は息が詰まってしまいます。男性は女性より目的のあるメールを書く傾向が高いので、意味があり無駄がない筋肉質のメールを書きがちです。
33歳の管理職の男性は、お見合いをしているそうですが、コミュニケーションが上手くできず、結果が出ない状態に焦っているということでした。彼には「メールにもっと息を吹き込んでください」とお伝えしました。つまり、メールの内容をいい意味で適当にするということです。
たとえば、「明日は○○の日だね。○○を今度一緒に食べようね!」など、なんてことないメールを送ることで、女性からメールが返ってくるようになります。
■メールに息を吹き込んでみると
よく私は「メールに息を吹き込んで下さい」とお伝えしています。それは、相手が読んでいて良い意味で力が抜ける、疲れないメールということです。
もしあまりにもメールの返信がない場合には、相手が「清々しい」と思えるように、一度メールに息を吹き込んでみて下さい。
文・坂井 敏昭(All About 坂井敏昭の恋愛コラム)