社会そのほか速
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【相談者:30代女性】
インドネシア人と結婚しています。夫婦共働きなんですが、生活に余裕はありません。それなのに、旦那はいつも私たち夫婦のお金で友達に奢ったり、親戚に奢ったりします。義両親と食事に行っても、いつも私たちが払います。 いい格好をしたいためだけに、毎回毎回奢っていられないし、それを旦那に言っても、いつも大喧嘩になるだけで全くやめてくれません。今日も旦那と友達の飲み代に私の給料が消えていくと思うと腹が立ってしかたありません。旦那の奢り癖をやめさせる良い方法はありませんか?
●A. お金を持っている人が払うのが文化!
はじめまして。国際恋愛専門家のCocoです。
年上の人が払ったり、友達同士だと割り勘が当たり前な日本で育った私たちには、少々理解し難い文化ですが、インドネシアでは、「お金を持っている人が払う」のが当たり前です。奢ってもらう方は悪びれる様子もなく、「ありがとう!」と言葉で感謝を伝える人も多くはありません。
インドネシアには、助け合いの文化が根深く残っており、お金に限らず、何でも持っている人が持っていない人に分け与えるという考え方の人がたくさんいます。
経済成長が著しいインドネシアですので、日本のお金持ちとは比べものにならない程の桁外れなお金持ちも増えてきてはいますが、それでもまだまだ、“日本人はお金持ち”と思い込んでいる人がほとんどです。
そのため、日本人と結婚した旦那様、周囲からお金を持っているというレッテルを貼られ、出さずにはいられない状況になっているのだと思います。
●(1)収入額や貯金額は秘密にするのもアリ
旦那様の奢り癖をどうにかしたい! という件ですが、実際にインドネシア人の方と結婚されている日本人女性に聞いて回ったところ、同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方が多かったです。
そんな彼女たちに解決策を聞いてみたところ、ほとんどの人が、『旦那にはお金を持たせない。貯金する金額は教えない』と言っていました。
1か月に使って良い分だけを渡すお小遣い制にしたり、収入や貯金額は伏せておき、「今月はこれだけしかないよ!」と生活するのがやっとだと認識させておくなど、方法は様々ですが、貯金にまわしたいお金は旦那様には内緒にしておくのがベターだそう。
貯金する程のお金があるなら、誰かのために使ってしまおうと思われてしまっては、この先貯金は減る一方。いくら人のためにと言っても、自分たちの将来のための貯金や万が一に備えての貯金まで使われてしまっては大変です。ここは、しっかり確保しておきましょう!
●(2)将来のために、積立や保険を利用して!
あればあるだけお金を使ってしまう旦那様でしたら、銀行で毎月積立をしたり、保険をかけるというのも一つの手です。貯金額を伏せるのは難しいという方には、特にオススメの方法です。
どこの銀行が良いか、どんな保険をかければ良いか、そんなことを旦那様と相談することで、少しは将来へ向けての蓄えがいかに大切かを知ってもらえる良い機会になるかもしれません。
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インドネシアに住んでいると、インドネシアの文化に従わなければなりませんし、ある程度の助け合いにも手を貸さないわけにもいきませんよね。人付き合いに支障がないよう、賢く将来への蓄えを確保してくださいね!
●ライター/Coco(国際恋愛専門家)