社会そのほか速
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人を愛するために必要なことは、「心(ハート)を開くこと」です。逆を言うと、心を閉じた状態で人を愛するのは難しいです。
まず、心を閉じているというのがどういう状態かというと、「相手のことを信じられない」「愛するよりも愛されたい」という状態がそうです。
では、どうして人は心を閉じてしまうのか? それは「傷つくのが怖い」からです。怖がっていては、素敵な恋愛はできません。
■心を閉じていることを知る
心を開くためには、逆に自分が「心を閉じていること」に気付くことが大切です。たとえば、相手に対して不安な思いや不信感を抱いているときは、心が閉じている状態です。
ふと不安になったとき、人を信じられなくなったときは、「今、自分は心を閉じてしまっているんだ」ということを意図的に感じるようにするといいでしょう。心を閉じていると、自分の愛情も相手に伝わりにくいし、相手の愛情を受け取れなくなってしまいます。
■“恐れ”の感情を手放す
心を閉じているときに、心にあるものは、愛ではなく、“恐れ”です。この“恐れ”の感情をコントロールしないと、恋愛は壊れやすくなります。恋愛関係を悪化させるものは、大概、“恐れ”の感情だからです。
「相手が浮気しているかもしれない」「自分のことをもう好きではないかもしれない」「別れを切り出されてしまうかもしれない」などといった“恐れ”がきっかけで、相手の携帯を盗み見したり、束縛しようとしたりして、2人の関係を壊してしまうのです。
さらに、傷つくのが怖くて、好きではないフリをしたり、相手の愛情を試したくて、わざと「別れる!」なんて言ってしまう人もいるでしょう。これらの行為は、「相手を愛する行為」とは程遠いものです。
だから、たとえば、相手の携帯を盗み見したくなったとき、相手を束縛したくなったとき、相手に意地悪なことをしたくなったときなどは、まずは、自分の心にある“恐れ”に気付き、「大丈夫!」と自分に言い聞かせ、その“負”の思いを手放すようにしましょう。
相手を疑うのではなく、信じる気持ちを取り戻し、その上で、「相手がどうしたら自分と一緒にいたくなるのか?」を考えるようにしましょう。
■心を開くには?
自分の恐れを手放すことができたとき、人はより心が開きやすくなります。では、心を開くとは、どういう状態でしょうか?
たとえば、 “無償の愛”にあるのは、「無私の思い」です。それがあると、相手を信じ、自分の愛情を惜しみなく相手に捧げられます。これこそが、心を開いている状態です。
中には、「だって、相手が裏切るかもしれないのに、信じちゃっていいの?」と思う人もいるかもしれません。ではなぜ、信じられない人を恋人にしようとしているのでしょうか? 自分を大事にしている人であれば、まずそんな人は相手にしません。
結局、自分を愛し、信じ、大事にしている人ではないと、自分の心の弱さに負けてしまい、恋愛にふさわしくない相手を選んでしまいがちです。そうするとさらに怖くなって心は開けなくなってしまいます
自分を愛し、自分を信じ、自分を大事にしているからこそ出てくる「心の強さ」があるもの。その心の強さがあるからこそ、心を開くことができるし、人を愛せるとも言えるでしょう。
私なりの幸せの定義を言えば、「幸せとは、心に愛がたくさん溢れている状態」です。形ばかりの恋人がいても、心に愛がなければ、人は本当の意味での安らぎや幸せは得られません。だからこそ、幸せになりたければ、「愛すること」「心を開くこと」が重要なのです。
文・ひかり (All About ひかりの恋愛コラム)