社会そのほか速
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女子校育ちの真面目な女子高生は、基本的に男性を何も知りません。勉強ばかりしていた私もそんな生徒でした。高3の時に利用したメル友掲示板でとある男性とやり取りしていく中で、私は少しだけ大人になりました。
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■初めての男性との出会いのきっかけ
私は高校生の頃、初めてメル友募集掲示板を利用しました。当時私は学校と家を往復するだけの生活を送っていて、全く異性との出会いがなかったのです。男の友人もその時は疎遠になっていたので、私と外界を繋ぐものはネットしかありませんでした。奥手な私でも、ネットの掲示板でなら人並みにやり取りをすることができます。
恋人の条件は、身長が高く、大学以上の学歴を持つ人というものでした。今から見ればかなり高スペックな人を募集しているように見えましたが、意外とメールをくれた男性は多かったです。その中でも私は国立大学院に在籍している、理系の男性とメールをして仲良くなりました。彼とはゲームの趣味も一緒でしたし、メールしている限りは価値観も自分に似たものを感じました。そしてメールを続けて3ヶ月ほど経った時に、初めてリアルで会うことになったのです。
■初めての本格的なデート、全てが初体験だった
初めてデートをしたのは埼玉某所でした。私の自宅から4駅ほど離れたところに適度に栄えた街がありましたので、そこでデートをすることになったのです。お茶をした後で買い物や散歩をするというプランでした。
初めてプライベートで会ったその男性は、私の目から見るととても大人に見えました。年齢も8歳ほど離れていたので、当然かもしれません。会話の内容もそうですし、全体的な雰囲気も理知的でとても居心地が良かったです。
こうして喫茶店でデートをすることも、手を繋いで歩くことも、キスすることも私にとっては初めてでした。大人の男性とのデートは私自身も大人になった気がして、嬉しさも感じることができました。
■決定的な価値観の違いと破局
彼とはリアルでも向こうから告白されて、リアルで付き合うことになりました。それから3回ほどデートをしたのですが、その時に彼からホテルに誘われたのです。私は結婚をするまではそうしたことは絶対にしないと決めていたので、その誘いは断りました。それでも彼は諦めきれないように、何度も誘ってきたのです。私はそれが嫌になって、その場で踵を返して帰ってしまいました。
それから彼とは一切連絡を取ることはしていません。こんな人に色々な初体験を奪われたのは嫌でしたが、自分の身だけは守ることができたのでこれも社会勉強の一貫だったと思って受け止めています。