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中谷防衛相は8日午前、来日したカーター米国防長官と防衛省で会談した。
両氏は今月28日の日米首脳会談直前に外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を米国で開き、新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)をとりまとめる方針を確認。沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設は、計画通り進めることで一致した。両氏は中国を念頭に、東シナ海などでの力による現状変更の試みには反対していくことも確認した。
カーター氏は今年2月に長官に就任した後、今回が初来日で、中谷氏との会談も初めて。中谷氏は会談で、ガイドライン見直しの作業について「日米同盟をかつてない強固なものにする歴史的な取り組みで、見直しの完了に向けて、順調に作業は進んでいる」と述べ、早期の見直しに意欲を示した。
カーター氏は「ガイドラインの見直し作業は、平和と安定のためだけでなく、日米同盟にとって非常に大きな機会を提供するものだ」と応じた。
また、中谷氏は、普天間飛行場の移設計画について、沖縄県が反発し米側に進展への懸念が出ている点を踏まえ「日米の合意に基づいて、普天間飛行場の移設事業を堅実に進めていく。米国が進める(アジア太平洋地域を重視する)リバランス(再均衡)政策の一環でもあり、非常に大事なものだ」と強調した。