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14日、サイクロン「パム」が直撃した南太平洋の島国バヌアツの首都ポートビラ(AFP=時事)
外務省は15日、サイクロンに襲われ、大きな被害が出ているバヌアツに対し、国際協力機構(JICA)を通じて2000万円相当の緊急援助物資を供与すると発表した。
また、安倍晋三首相はナトゥマン首相に、岸田文雄外相はキルマン外務・国際協力・貿易相に、お見舞いと早期の復旧・復興を祈念するメッセージを送った。
安倍晋三首相は14日夜、国連防災世界会議に合わせて仙台市で開いた日本政府主催のレセプションで、東日本大震災被災地の食材を使った料理を各国首脳らに振る舞った。被災地産品の消費拡大につなげるとともに、東京電力福島第1原発事故の風評被害を払拭して食品輸入規制の緩和・撤廃を促す狙いがある。
首相は自ら食材を紹介した上で「日本食材の輸入を制限している国の方がいれば、どうか考え直してほしい」と訴えた。2020年東京五輪・パラリンピックの開催にも触れ「東北地方の復興を後押しする復興五輪にする。5年後に東京で再会したい」と強調した。
【共同通信】
14日に開幕した国連防災世界会議で、国連の潘基文(パンギムン)事務総長が記者会見し、「政治指導者は、防災にもっと目を向けるべきだ」と述べ、各国政府が防災を国家の優先課題のひとつに据えて取り組む必要があるとの認識を示した。
同会議最終日の18日に採択が予定される、防災に関する新たな行動指針については、「野心的な枠組みになるだろう」と述べた。
安倍首相が表明した、総額40億ドルの国際支援などを盛り込んだ「仙台防災協力イニシアチブ」については、「とても先見性のあるアイデアだ」と称賛した。
安倍首相は14日、第3回国連防災世界会議が開かれている仙台市内で、会議出席のため来日した国連の潘基文(パンギムン)事務総長やタイのプラユット暫定首相ら要人との会談を行った。
首相は、潘氏との会談で今年が国連創設70周年にあたることに言及し、「この節目の年に国連の安全保障理事会の改革についても具体的な成果を出すことが極めて重要だ」と述べた。これに対し、潘氏は安保理改革には直接触れず、「70周年という重要な年に日本との協力をより一層強化していきたい」と応じた。
その後、首相はプラユット氏と会談し、東日本大震災後のタイによる日本産の食品輸入規制(宮城、福島、群馬3県対象)の早期撤廃を強く求めた。プラユット氏は、「規制緩和に向けた検討を加速しており、近く朗報を届けられるようにしたい」と前向きな考えを示した。
帰国した鳩山由紀夫元首相=14日午前、成田空港
ウクライナ南部のクリミア半島を訪問していた鳩山由紀夫元首相は14日午前、帰国した。ロシアによるクリミア編入を肯定するような発言が国内外で批判を呼んでいるが、成田空港に駆け付けた報道陣の問いかけには無言のまま。立ち止まりもせず、足早に空港を後にした。