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JR東日本長野支社は、4月4日に運行開始する飯山線観光列車「おいこっと」で実施する「おもてなし」の内容を発表した。アテンダントが乗務して旅のガイド役を務めるほか、車内・駅での振る舞いを含むさまざまな催しで乗客を歓迎するという。
観光列車「おいこっと」と、車内でのもてなしを行う「おいこっと あてんだんと」(写真はJR東日本長野支社提供、「おいこっと あてんだんと」はイメージ)
アテンダントは昔懐かしいもんぺ姿で乗務し、車内での観光放送や沿線の案内、記念撮影の手伝いなどを行うほか、地元ゆかりの商品や「おいこっと」オリジナル商品などを含む車内販売も担当。車両の名称に合わせて、ひらがな表記の「おいこっと あてんだんと」の肩書きで乗務する。
車内でのもてなしとしては、お茶うけに漬物を出す信州の風習にちなんだ野沢菜漬けの振る舞い(ミニパックの配布)を実施。地元の人々の協力による歌の披露や楽器演奏、季節の見どころ案内など、週替わり・日替わりのもてなしも行う。飯山駅では、地元の酒蔵が醸した清酒やキノコ汁の振る舞いなどを実施。駅における日本最高積雪量(7.85m)の記念標柱がある森宮野原駅では、下り列車の停車時間を利用してアテンダントが記念標柱との記念写真を撮るサービスを行うとのこと。
車内放送は、飯山線沿線出身の俳優・声優、常田富士男さんが担当。『まんが日本昔ばなし』の声でおなじみの声が、「ふる里」をイメージした「おいこっと」ならではの旅の雰囲気を盛り上げる。
観光列車「おいこっと」は4月4日以降、土休日を中心にしなの鉄道北しなの線・JR飯山線長野~十日町間を1日1往復運行。「おいこっと」車両自体は今年1月から、定期列車として飯山線を中心に運行している。