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ウズベクへのリベンジ誓う香川「前回、ホームで負けている」
リベンジを誓った。日本代表MF香川真司(ドルトムント)は31日のウズベキスタン戦(味スタ)に向け、「(ウズベキスタンには)前回、ホームで負けているし、いいチーム」と警戒したうえで、「前半、どれだけ戦えるか。しっかり先制点であったり、試合の最初からペースを握れるようにやっていきたい」と、“先手必勝”を強調した。
12年2月29日に豊田スタジアムで行われたブラジルW杯アジア3次予選の最終戦。すでに両チームが最終予選進出を決めている状況でホームにウズベキスタンを迎えた日本は0-1で敗れ、9度目の対戦にして初黒星を喫した。香川はこの試合にザックジャパンでは初めてトップ下で先発。フル出場したが、零封負けに終わる悔しさを味わった。
バヒド・ハリルホジッチ監督は27日のチュニジア戦(2-0)からメンバーの入れ替えを明言しており、同じ4-2-3-1のシステムを採用するなら香川がトップ下で先発するのは間違いない。約3年前の雪辱を果たすには絶好の舞台となる。
ボランチでもMF青山敏弘やMF柴崎岳といった攻撃的な選手の起用が予想され、「ボールを前に出せる選手だし、僕らのところでポゼッション率を高めて、距離感や意思の疎通を意識しながらやっていきたい」と意気込む香川。「ペナルティーエリアの中でどうやってボールを受けるか。前向きな状態でスピードに乗ってボールを受けられれば」。背番号10はゴールへのイメージを膨らませた。
(取材・文 西山紘平)