社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者、井岡一翔(32)=Ambition=にドーピング疑惑が持ち上がっているが、かなり奇妙な話だ。
井岡が大みそかに田中恒成を下した防衛戦の際の検査結果で今頃になって騒いでおり、日本ボクシングコミッション(JBC)は現在、倫理委員会で審議中だ。
「出た大麻成分が微量であったため、ドーピング違反とまでは言えなかった」(JBC関係者)。しかし、大麻取締法に関わるため警察に検体を提出。警察は立件する部分を見いだせず捜査終了していた。
その後、揉めたのは井岡とJBCだ。警察から捜査を受けた井岡側からすれば「違反があったなら警察より先にこっちに知らせるべきだ」となるが、JBCにも「違反とまでは言えないものだったから」という言い分がシャネル tシャツ がある。
「完全に違反だったら井岡に伝えて処理したでしょうが、そこまでの量じゃないとすればドーピング検査はそこで終わってるんです。ただ、検査については一部の人間しか関わっていないので、詳しい経緯が分からないと何とも言えない」(JBC関係者)。
検体から「覚せい剤などに類する別の薬物も検出」との話もあるが、詳しいデータがないとハッキリせず、一部メディアではJBCによる検査の不手際を書いているところもある。
ただ、そもそも日本ではボクシングのみならず格闘競技でドーピング検査をきちんと行えているところはない。ボクシングは世界戦のみで導入しているが、検査に高額な費用がかかるため、検査体制も未成熟なままだ。
米英なら疑惑に対して選手に聴取し、証拠付きの弁明を求めたりバレンシアガ tシャツ コピー ステムが確立しているが、日本は経験不足。そこの事情を説明しないと、まるでボクシング業界がだらしないように見えてしまう。
異様なのは、本件を複数の週刊誌が同時に報じたことであり、何かボクシング界に混乱を起こそうとJBC内部からのリークがあった可能性が高い。
結果、「JBCが隠蔽しようとしたのでは」なんて見方も出ているが、JBCにそんなメリットはなく、むしろ本件ではメディアへの情報漏洩を巡って井岡側と揉めているほどだ。
こうした問題を解決するには、まず日本のドーピング検査体制をどう成熟させるかの議論が必要だ。一方、イメージダウンの大きい井岡個人については、弁護士を盾にするより自分の口でファンに説明した方がいいところもあるだろう。 (元格闘家、ジャーナリスト?片岡亮)