社会そのほか速
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片付けが苦手な人の口ぐせに「後でやる」があります。ところが、それを忘れてしまい、気付けばモノがいっぱいに……。後回しにすれば片付ける量は増えていきますから、いつしか“戦意喪失”の状態にもなりやすいといえます。
こうした状態を改善するには、単に「毎日デスクを片付ける」という行動を意識するのではなく、「出社後、椅子に座る前に片付ける」など、タイミングを明確にします。「朝8時半」など時刻を決めることも行動に一定のリズムができて効果的です。
もう1つのポイントは、完了の状態を明確にすることです。
Y社はトイレ掃除を当番制で始めましたが、そのうち適当に掃除をする者も現われて仕上がりに差が出るようになりました。この原因は、「何をどこまでやればよいか」があいまいだったからです。
こうした事態に陥るのは当番制の掃除に限りません。「どうなったら終わりなのか」が明らかでなければ、1人で行う片付けでも日によって差が生じます。
また、完了の状態を明確にすると、そうなるように片付けを行った後に達成感を得ることができます。「この状態をこれからも維持したい」と感じるため継続性も促され、習慣化にもつながりやすいのです。
前回、「真逆の行動」を3週間繰り返す大切さを取り上げましたが、今回の内容も加えてまとめるとこうなります。
1. 1つの行動に絞る
2. カンタンな行動にする
3. 毎日できる行動にする
4. タイミングを決める
5. 完了の状態を明確にする
この5つにしたがって真逆の行動を1つつくり、3週間実践してみましょう。
[企業実務]
(本記事は、企業実務のコンテンツ「仕事効率アップのカギは片付けにあり」から一部抜粋・編集して掲載しています)