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昨今のグローバル化もあり、早くから子どもに英語を学ばせようと夏休みなどを利用して親子での短期留学を考えている人もいるでしょう。とはいえ、慣れない海外に子どもを連れて行ってまで、英語に触れさせることに抵抗がある親もいるはずだ。そこで、親子留学のメリットとデメリットを紹介する。
英語教育は「1~3歳」が“最重要”!? 英会話習得に最適な場所は?
今回は、1ヶ月程度の短期留学を想定して、メリットとデメリットを考察。滞在先によっても異なるので、いくつかあげてみる。
■メリット■
【学校・プリスクール】
・オーストラリアなど南半球の学校やプリスクールの場合
日本の夏休み期間である7~8月にも授業があるので、現地の学校の受け入れ体制さえ整っていれば、1ヶ月の短期留学でも現地の子どもたちと一緒に授業を受けることができる。
【英語力】
・学校やホームステイ先では英語だけの生活となるので、生きた英語が学べる。
【文化】
・現地の文化を肌で感じることができる。
・異国の人と過ごすことに慣れることも可能。
【家族】
・親と子どもがホームステイ先などで同じ体験をするので一体感が生まれる。
・子どもとともに親も英語が上達する。
【その他】
・実際に英語を使う場面を知ることで、必要性を感じより成長につながる。
■デメリット■
【学校・プリスクール】
・アメリカやカナダなどの北半球が留学先の場合
現地の小学校やプリスクールは夏休み期間なので、語学学校には日本人やアジア人が多く集まる。海外でも日本人の友達を作って、日本語メインで遊ぶことになることも。
【英語力】
・帰国して英語の環境がなければすぐに忘れてしまう。
【病気】
・慣れない環境(気候や学校生活等)での生活により病気になることもある。
【家族】
・父親などが長期休暇を取得できない場合、1ヶ月間日本と海外で家族が別々に生活することになる。
【その他】
・留学前に調べた情報と異なる環境(ホームステイ先や学校など)だったり、サポートが受けられない場合もある。
留学先の環境や子どもの性格など、さまざまな条件によってメリットとデメリットは異なってくるもの。留学前に不安な点があれば、代理店に聞いたり、現地の学校に問い合わせたりして不安を解消するようにすべきだろう。
また、デメリットにもあるように、せっかく身につけた英語を短期間で忘れさせないための環境も大事。全く英語に触れる環境がなければ、テレビ番組を英語の副音声で聞いたり、英会話スクールで会話力を伸ばすなどすることで、本当に価値あるものにできるはずだ。