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株式会社東ハト(東京・豊島区)が、キャラメルコーンとチョコレートを組み合わせた『ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味』を発売した(西日本地区は3月16日より発売)。
東ハトを代表するロングセラー商品『キャラメルコーン』は1971年の発売以来、長年親しまれてきた。長い歴史の中でこれまで数多くのフレーバーに挑戦してきているが、最近のお菓子のトレンドである「大人の●●」ブームに乗る形で、新たな風味を打ち出した。
『ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味』はキャラメルコーンにチョコレートをしみこませて、独特のサクサクの食感にミルクチョコレートのホッとする味わいを巧みに組み合わせた。
とかくサクサク菓子のチョコレートコーティングものは甘さが足りなかったり、湿っぽかったりして、どちらかの特性が犠牲になりがちだが、今回は絶妙なコンビネーションが実現している。
食感は、キャラメルコーンのサクサク、あるいは軽いカリッとしたイメージを壊さず、ミルクチョコレートの優しい味わいと口溶けが広がる。コーンにしみこんでいるチョコレートの量は多すぎず、少なすぎずのバランスで、食後感はすっきりしている。それでいてしっかりおなかにもたまり、「食べた感」がある。わずかに塩味があり、これがまた商品の味を引き立ててている。定番の赤いキャラメルコーンと同じピーナツもアクセントで加えてある。
妻と15歳の娘にも試してもらったが、「定番のキャラメルコーンより油っぽくなく、しっとりしている」「チョコがたっぷりかかっていないのに、しっかりチョコを食べた感じがする。ピーナツとの相性もいい」と反応は非常に良かった。後味がすっきりしながら、しっかり満足感があるところはポイントが高かった。
オープン価格だが、予想販売価格は税込みで160円前後。リピート購入しても良い商品である。