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ゆるキャラ2千体作った社、モットーはLOVE

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ゆるキャラ2千体作った社、モットーはLOVE

 ゆるキャラ2千体作った社、モットーはLOVE

 全国のご当地キャラクターが地域振興に一役買う中、キャラクターを制作する宮崎市のメーカー「KIGURUMI.BIZ(キグルミビズ)」が存在感を高めている。

  全国的な人気を誇る「くまモン」(熊本県)や「ゆるキャラダンス選手権」で連覇した「みやざき犬」(宮崎県)など、各地から発注を受けて、これまで2000体以上を作った。「キャラクターの向こう側にいる人たちが笑顔になってほしい」。工場長の加納ひろみさん(54)は1体1体に思いを込める。

  加納さんは宮崎市出身。東京の大学を中退し米国法人の旅行会社に就職、約2年間のニューヨーク暮らしも経験した。その後、同社を辞めて福島県で街おこし活動に携わる中、宮崎市で造形美術会社を営んでいた現在の夫と知り合い、38歳の時に帰郷した。

  夫の会社で舞台衣装や大道具などを製造していたが、受注は落ち込んでいた。そんな折、「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)などの登場で、“ゆるキャラ”ブームに火が付く。2007年頃から自治体や企業からの着ぐるみの発注が急増したことから、09年にキャラクター制作を本格化させ、現社名に変更した。

           ◇

  制作は、持ち込まれたデザインを図面化する工程から始まる。そのまま立体化すると頭が大きすぎて子どもに怖がられたり、エレベーターに入れないサイズになったりすることも。依頼主のイメージを守りながら、愛らしく動き、握手もきちんとできるよう改良を重ねる。

  素材は、頭部を発泡スチロールから削り出すのに対し、胴体は「子どもたちをしっかり抱きとめられるように」と、柔らかくて丈夫なウレタンなどを使う。握手した時の感触はフワフワに仕上げる。人目につきにくい部分はメッシュ生地で通気性を高めたり、小型の換気ファンを付けたりして、中に入る人への配慮も忘れない。

  依頼主と密に連絡を取り合い、制作中は随時、写真や動画に収め、チェックしてもらう。「目の位置が数センチずれるだけで印象が変わる。納得してもらえるものをつくりたいから」。技術の高さと丁寧な仕事ぶりで受注が増えた。

           ◇

  社長である夫を除き、同社の従業員約40人は全員女性。以前は男性もいたが、細やかな業務内容が関係するのか、「いつの間にか女性だけになった」。工場長としてリードし、年間約250体を制作するほか、相次ぐ修繕などメンテナンスの依頼に応じる。

  「作り手が幸せでないと、相手を笑顔にはできない」

  働きやすい環境づくりを目指し、残業は原則禁止。職場を離れたら、家族や恋人、友達との時間を大切にしてほしいと願う。

  依頼主、着ぐるみに入る人、子どもたち、そして従業員。関係する人たちすべてに思いを寄せる「LOVE」が会社のモットーだ。

  巣立ったキャラクターがイベントなどで活躍する姿を見聞きする度に、スタッフと喜び合う。

  「母親が子どもに愛情を注ぐ気持ちで仕事に臨みます。120%の思いを込め、これからもキャラクターを世に送り出していきたい」(金堀雄樹)

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