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[ベルリン/アテネ 23日 ロイター] – ギリシャのチプラス首相が23日、就任後初めてベルリンを公式訪問し、ドイツのメルケル首相と会談する。支援条件をめぐる対立が続くなか、メルケル氏は今回の会談で決定的な進展はないと見通している。
両首脳とも、ギリシャ側が今回の会談で新たな改革案を提示するとの見方を打ち消しているが、メルケル氏がチプラス氏の考えを直接聴く機会になる。
会談は現地時間午後5時(日本時間24日午前1時)に開催予定、終了後に共同記者会見、夕食会を行う。ドイツのザイベルト首席政府報道官は、ギリシャはドイツでなく、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)に改革リストを提示するとの認識を示した。
そのうえで「(メルケル)首相が、ギリシャ首相の口から考えを聴く興味深い機会となるのは確かだ」とも語った。
バルファキス財務相を筆頭に、ギリシャ左派政権に対し、ドイツの保守陣営は不信感を抱くとされる。
ドイツは、金融支援の議論と、第2次大戦中のナチス占領に伴う損害賠償を関連付けるギリシャの動きをけん制している。ドイツ外務省報道官は、戦後賠償問題は「すでに完結している」との認識を示した。
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