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携帯やスマホは、私たちの生活に欠かせない存在となった。しかし、費用負担は大きく、子どものいる家庭でも経済的負担は増している。
スマホユーザーは年々増えている。しかし、利用代金に関する不満は根強いようだ。
ケイ・オプティコムは3月16日、「スマートフォンの利用に関する意識実態調査」の結果を発表した。この調査は20~50代のスマホユーザー500名を対象に、2月27日~3月2日にかけて実施された。
発表によると、スマホユーザーに1カ月に支払っているスマホ代金(端末代、データ通信費、通話料の合計額)についてどう考えているのか聞いたところ、88%のユーザーが「高いと感じている」と回答した。「妥当だと感じている」は11%、「安いと感じている」は1%。
そこで、1カ月に支払っているスマホ代を聞いたところ、「7,000円以上8,000円未満」が23%で最も多く、以下、「6,000円以上7,000円未満」の19%、「8,000円以上9,000円未満」の13%と続いた。スマホユーザーの半数以上が7,000円以上のスマホ代を毎月支払っているようだ。
一方、自分が目指したい「理想のスマホ月額料金」を聞いたところ、最も多かったのは「4,000円以上5,000円未満」の22%で、以下は「5,000円以上6,000円未満」の17%、「3,000円以上4,000円未満」の15%と続いた。スマホ代の理想と現実には3,000円程度のギャップがあり、それが利用者の不満につながっている様子がうかがえる。
さらに、スマホや携帯の代金は、子どもを持つ家庭においても負担になっているようだ。
ソニー生命保険が3月13日に発表した教育費に関する調査結果(調査期間 2月15日~16日)によると、大学生以下の子どもがいる20歳~69歳の男女1,000名に聞いたところ、親が子どもの携帯・スマホの代金を「支払っている」と回答した人は、52.3%だった。
そこで、「支払っている」と回答した親に、1カ月あたりいくら支払っているか具体的に聞いたところ、その平均額は1人当たり月額7,558円だった。同時に調査した、学校以外の教育費への平均支出額は、1人当たり月額で9,757円。子どもの携帯・スマホ代が、親にとって相当の負担になっている様子が分かる。
携帯やスマホは私たちの生活に欠かせないアイテムとなっているものの、その費用を割高と感じるユーザーは多い。今後、格安スマホやSIMフリーなどの低価格サービスが広く普及すれば、携帯やスマホを取り巻く環境も大きく変化しそうだ。
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