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[ワシントン 13日 ロイター] – 米規制当局幹部は13日、タカタ<7312.T>が欠陥エアバッグ問題をめぐる、リコール(無償回収・修理)関連文書の扱いで、協力姿勢を見せ始めたとの認識を示した。
運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)のローズカインド局長は消費者団体の会合で「昨日、事態が展開し出したというのが私の理解だ」と述べた。詳細に言及しなかった。
NHTSAは、タカタが240万ページ超の関連文書について、説明や案内を付けなかったなどと批判。先月、タカタが欠陥問題をめぐる調査に十分協力していないとして、1日当たり1万4000ドルの罰金を科すと発表していた。
ローズカインド氏は、協力姿勢を示す兆候が新たに見られたとしつつも、事態が大きく変化するには、NHTSAとタカタの代表者らが、複数回会合を重ねる必要があるとの認識を示した。「(タカタの協力姿勢が)もう十分なのかに確信が持てない」とも述べた。