社会そのほか速
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[東京 13日 ロイター] – 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の121円半ば。株価の堅調推移や米長期金利の小幅上昇などに支えられ、朝方からじりじり値を上げる展開となった。
ただ、インターバンクと実需筋は共に動きが低調で、値幅はそれほど出なかった。
日経平均が最大300円超の上げ幅となり、米長期金利がじりじり上昇する中、ドル/円は底堅さが意識された。ただ、上値を追う材料にも乏しく、午前6時から午後3時までの値幅は121.27─121.57円と、狭いレンジに収まった。
午前、麻生太郎財務相は閣議後の会見で、日本の景気回復基調が続いているとの認識を示した。その上で「基本的に円安というものは、今の状況において景気にプラス。原油安、低金利、円安が景気にプラスというのは確かだ」と述べたが、外為市場の反応は限定的だった。
このところ、120円台で政府要人から円安けん制が発せられていたが、「ユーロ/円が急落したので、さすがに当局も円安けん制をしなくなった」(外銀)との声や、「米国の早期利上げ観測がドル高要因となっている。日本発の要因ではないので、統一地方選の争点にはなりにくい」(邦銀)との見方が出ていた。
<動意はFOMC後か>
きょうは米国で2月生産者物価指数や、3月ミシガン大学消費者信頼感指数が発表されるが、その後の米株式や金利の動向が注目される。指標が総じて良好な内容となり、米国の株式と金利が上昇すれば、122円を試す展開が予想されるといい、逆に、指標が弱い内容となり、米国の早期利上げ観測が後退すれば上値が重くなりそうだという。
市場では、海外時間の経済指標はやや力不足との指摘もあった。来週17─18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、「ドル買いが大きく始まるとすればFOMCの後になるのではないか」(邦銀)という。 続く…
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