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全世界でわずか500台の限定車
名門F1チームでマクラーレンのグループ企業であるスポーツカーメーカー、マクラーレン・オートモーティブは、『ジュネーブモーターショー2015』において「McLaren 675LT」を世界初公開した。
同ショーで世界デビューを果たした675LTは、最も軽量で、最もパワフルで、最も速いマクラーレンスーパーシリーズのモデル。また、全世界でわずか500台の限定生産なため、最もエクスクルーシブなモデルとなる。
限定モデルMcLaren 675LTは、マクラーレンディーラーを通じて注文可能で、車両価格は259,500ポンド(英国販売価格)からとなっている。なお、デリバリーは2015年7月から開始予定。
◎関連記事:マクラーレン「675LT」、ジュネーブショーでの世界初公開に先立ちパフォーマンスデータが公開に
さらに、改良されたボディワークとアクティブエアロダイナミクスによってダウンフォースも40%向上している。新たに開発されたサスペンションジオメトリでは、McLaren P1(TM)における経験を活かした軽量アップライトとウィッシュボーン構造を採用。この新開発のサスペンションと反応のよいステアリングラックの組み合わせが、ドライバーにフォーカスした究極のエクスペリエンスを提供する。
675LTの軽量化に対するこだわりは、1,230kgまで絞られた乾燥重量にみられるとおりで、100kg以上もの重量削減によって、軽量を特徴とするスーパーシリーズのなかでも最軽量のモデルとなった要因は軽量コンポーネントの採用により実現されている。たとえばウインドウスクリーンとリアバルクヘッドはガラスを薄くしており、エンジンカバーも、モータースポーツ仕様のポリカーボネート製に変更するなど、ガラスまわりだけで4.5kgもの軽量化を実現した。
同車は、他のスーパーシリーズでも定評のある7速デュアルクラッチ式シームレスシフトギアボックス(SSG)を採用し、Normal、Sport、Trackのモードも引き継がれている。パフォーマンス向上のため、モードのセッティングは細かなアップデートが施され、最適化されたスロットルレスポンスとシフトチェンジによって従来よりも最大2倍の反応速度を誇っている。
新たに開発された“イグニッションカット”テクノロジーは、シフトチェンジの際、シリンダー内のスパークを一時的にカットするF1(TM)譲りの技術アプローチである。…