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[ニューヨーク 5日 ロイター] – 5日のニューヨーク外為市場では、欧州中銀(ECB)の量的緩和策詳細発表を受けて、ユーロが対ドルで2003年9月以来初めて1.10ドルの大台を割り込んだ。一方ドルは主要通貨に対して上昇した。
ドラギECB総裁は理事会後の記者会見で、2015,16年のユーロ圏成長率見通しを上方修正し、ユーロは一時上昇したが、月600億ユーロの債券購入を9日から開始し、マイナス利回りの国債も購入することを明らかにすると、市場はすぐにユーロ売りに転じた。ただ総裁は中銀預金金利のマイナス0.20%よりも低い国債は購入しないとも語った。
ユーロ/ドルEUR=は1.0988ドルまで下落後、終盤は0.45%安の1.1029ドルで取引されている。ユーロは対円やポンドでも売られ、ユーロ/ポンドEURGBP=D4は2007年12月以来の安値水準に落ち込み、直近は0.2%安の0.7234ポンドとなっている。
マッコーリー(ニューヨーク)の世界金利・通貨ストラテジストのティエリ・アルバート・ウィズマン氏は「ドラギ総裁の発言の一部は、ユーロにとってとてもハト派的と考える市場参加者もいる」と述べた。
ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYは2003年9月以来の高値を再び更新、96.593を付けた後、終盤は0.43%高の96.380。またドル/円JPY=は120円台を回復し、終盤の取引は0.40%高の120.10円、ドル/スイスフランCHF=も1%以上上昇し、終盤は0.9742フランでの取引となっている。
ドル/円 終値 120.12/14
始値 120.33/34
前営業日終値 119.69/71続く…
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